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2008年11月29日

『首挽村の殺人』

 
著者 大村友貴美

(「BOOK」データベースより)
「ますます事件は奇怪だ。尋常ではないね」
岩手県の雪深い村・鷲尻村。
無医村の状態が続いていたこの村に、
東京から待望の医師・滝本志門がやってきた。
しかし、滝本の着任以後、
村では謎の変死が立て続けに起こる。
それは、殺害後の遺体を異様な形で
人目に触れさせるという、
前代未聞の連続猟奇殺人事件だった。
この村が「首挽村」という不吉な
名前で呼ばれる理由とは?
村人すら忘れかけていた忌まわしい過去が、
事件の真相を浮かび上がらせる―。
第27回横溝正史ミステリ大賞大賞受賞作。



首挽村の殺人

~感想~
恥ずかしながら…横溝作品を
読んだことがありません…。
ですので、この大賞の意義や
定義もわかっておりません。
その上での感想ですが…
最初、滝本の視点(?)で描かれていたので、
それが続くのかと思いきや。
ふつっとそれが断たれたので、
なんだか宙ぶらりんな感覚をもちました。
昔話になぞらえての殺人、というのは、
きっと良くあるパターンなんだろうけど、
それをもっと早い段階で匂わせても
良かったのかなぁ、と思います。
クマは…どうしても必要だったのかな(^_^;)
マタギのじいちゃんは、男前で好きですが。
過疎化やへき地医療の問題も、
物語に必要だったのかどうか…。
横溝的、というのがわからないだけに、
なんとも言えませんが、もしかしたら、
それらがなくても成立したのでは?と
思ってしまいました。
面白くなかったわけではありませんが、
ちょっと読み進みにくかったです…。
 

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